家具のお手入れ

大切な家具を、末永くご愛用いただくために。

ご自宅で簡単にできるお手入れ方法をご紹介いたします。

▪︎木製の家具

 塗装をしたもので艶のあるもの

・2~3日に一度は柔らかい布でから拭きしましょう。
・汚れのひどい時は、石鹸水を少し浸した布、又は市販の家具用クリーナーで汚れをとり、ワックス、シリコンなどで磨きます。ワックス等は市販されています。

塗装をしたもので艶を消したもの、メラミン化粧版のもの

・から拭きだけにしてください。
・汚れのひどい時は、石鹸水を少し浸した布でその部分の汚れをとり、そのあと必ず柔らかい布でから拭きをします。
家具用ワックスやシリコンを使いますと、ムラになりますので絶対に避けてください。
・デコラなどメラミン化粧版のテープはさっと水拭きして、そのあと水気の残らないように乾いた布でから拭きします。しょう油、油は、中性洗剤を浸した布で拭くと落ちますが、そのあと必ずから拭きします。

白木のもの

・ホコリを払ってから柔らかい布で拭きましょう。
・ものによっては、白木用ワックス(市販)で拭いておくと、汚れがしみ込まず、いつまでもきれいに使えます。
・桐タンスのようなものは、水分、油分は禁物ですので注意してください。
・日光で変色しやすいので注意しましょう。

▪︎ソファー、椅子、ベッド類

布張りのソファー、椅子

・汚れは軽く叩くか、ブラシ、歯ブラシ等でこすり、電気掃除機で吸い取ります。
・飲み物等の汚れは中性洗剤を含ませた布で吸い取り、いずれの場合もそのあとぬるま湯を含ませた布で拭き取ってください。

合成革張りのソファー、椅子

・汚れは市販の専用クリーナーを使って拭き取ってください。汚れは少ないうちに手当をするのがコツです。
・濡れた布で度々拭くと、細かいひび割れが出来る原因になりますのでさけてください。

革張りのソファー、椅子

・汚れは市販の革専用クリーナーを使って拭き取るのが安全です。
・シンナー・ベンジンは革を傷めるので絶対に使わないでください。

籐製の椅子

・籐製品は石鹸水で拭くと黄色に変色することがあります。食塩水で拭くと変色しません。

ベッド類

・マットは同じ状態で長時間使うと、一部分が変色することがありますから、3ヶ月に一度位前後を反転させて使ってください。
・時々日に当てて、マットを乾燥させてください。この場合フォーラムバーのマットは日光により変色することがありますので、必ず日陰干しにしてください。

▪︎じゅうたん、カーペット、敷物

使い始め

・新しいうち5~6ヶ月は掃除の時、遊び毛が出るのが普通です。これが出終わるとつやが出てきれいになります。電気掃除機は毛並みにそってかけましょう。

日頃のお手入れ

・月一度はぬるま湯に市販の洗剤を入れ、タオルをよくしぼって表面を拭いてください。好天の日を選んで拭きましょう。

▪︎たたみ

畳を末永くお使い頂くために

1か月に1回程度、天気の良い日に畳干しをお勧めします。
(畳表は直射日光に当てると変色しますので陰干しにしてください。)

日常のお手入れ方法

昼間などベッドを使用しない時は、布団を交互(上半分・下半分といった具合)に折り畳んで通風してください。
1)固く絞った雑巾か乾いた雑巾で乾拭きします。
2)天気の良い日は、窓を開けて風通しを行います。
3)湿度の多い時期は、除湿器の使用をお勧めします。
4)冬期の加湿器での加湿のしすぎに注意しましょう。
5)日干しで乾燥させることが湿気をとる最も良い方法ですが、無理な場合、畳を少し持ち上げ床と畳の間に空き缶などを挟み込んで裏面に風を流し込む方法もあります。

カビ・ダニが発生した場合

漂白剤や消毒用アルコールを染み込ませた布で拭き取り、少量ならブラシで(大量なときは掃除機で)取り除いて、お湯で固く絞った雑巾で拭き、乾拭きをして風通しを良くし、乾燥させて下さい。